八重洲で働くシングルマザーのブログ

HRのこと、少子化や育児のことなど色々つぶやきます。

マタニティマークを安心して付けられる社会へ

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自分が新卒採用担当だった時に知り合った、当時大学生だったよっさん(岸田洋子さん)が

非常に共感する記事を書いていました。


マタニティマーク
私も妊娠中は、ずっと付けていました。

でもあからさまに付けて椅子の前に立っていると、
「妊婦なんだから席譲ってよね!」とアピールしているように思われそうで
体調が悪くないときは、あえてコソコソ、マタニティマークを隠し気味にすることもあった。

でも、やはり妊娠中、体調はとても不安定で
貧血で電車の中で座り込んでしまい、周りを騒がせてしまったこともあったので
本当にしんどい時は、「ごめんなさい‼︎ほんとに申し訳ないのですがどなたか譲って…」と、
よく見えるようにアピールしちゃったことも、正直ありました。

後に3752gで産まれることになる息子が入っていたから
それはそれは大きくお腹が突き出ていたので
後期はマタニティーマークなんてなくてもバレバレで、しょっちゅう誰かが席譲って下さって恐縮でした^^; 本当に感謝。

私は付けていて嫌な思いや危険な思いをしたことはないし
むしろ助けられたことがたくさんあるから
よっさんの言う通り、自分の身を守るために、付けて欲しいし
安心して付けられる世の中でありたい。

妊娠中、乗っていたタクシーが衝突事故を起こし、私も頭をぶつけて脳震盪を起こして
救急車で運ばれたことがありました。

朦朧としながらもかすかに意識があったので、「赤ちゃんが‼︎」とひたすら叫んでいました。

その時は当時の夫も一緒に乗っていて、意識があったので
「妊娠中なんです!」と救急隊員の方に伝えてくれて、助かりましたが
一人でいる時に倒れたり、事故にあって、会話もままならない状態になり
自分が妊婦です‼︎と伝えられない時に
普通の人と同じ処置をされてしまったら、、、と考えると、とても危険だなと怖くなりました。

その時は、産婦人科でも受け入れてくれる救急対応の病院がなかなかなくて、
確か1時間半くらい、病院を探すことになってしまったけれど
ちゃんとその場で、産婦人科の先生にも診て頂けて、安心できました。

これがもし妊婦だと気付かれずに運ばれてたら…?
お医者さんはすぐ見分けられるのかもしれないけど、やっぱり怖いです。

そういう状況になってしまった時のことを考えると
やっぱり付けていて欲しい。

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でも、こんな情報を見てしまうと、
付けることが怖くなってしまう気持ちもわかる。

実際、今妊娠中の友人の一人は、怖くて付けられない…と言っていました。
それは彼女が芸能人だから、ということもあると思うけど
身を守るための道具が、身を危険にさらす道具になってしまうなんて
こんなに悲しいことはありません。

 

妊婦に、赤ちゃんに、優しい世の中に。
そうでないと、絶対に少子化は解決できないと思っています。

そのために、自分に何ができるだろう。
草の根活動でもいいから、水滴がじわっと水面に広がるぐらいの効果でもいいから、
声をあげ、発信していくことで
何かを少しでも、変えていけたら。

そう考えて今日もブログを書きました。